津波救命艇の評価及び同一性の確認について

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 弊協会は、国土交通省が平成26年9月1日に制定した「津波救命艇ガイドライン」に規定されている
第三者機関として、以下の業務を開始しました。

 (1)津波救命艇がガイドラインの機能要件等に適合していることについて評価を行います。
    主な要件は以下のとおり。
     ・津波により陸上構造物や瓦礫に衝突して艇が壊れないこと
     ・もし、穴が開いても沈没しないこと
     ・転覆しても元の状態に戻ること
     ・衝突しても乗船者の負傷、障害を最小限にすること、等
 (2)ガイドラインⅡ.2に定める同一性の確認
     ・量産艇が、①で評価を受けた津波救命艇と重量、寸法、内外部の外観、設備の設置状況等が
      同一であることを確認するもの

 弊協会は、旧ガイドライン(※注)に基づく津波救命艇の同一性確認を実施してきた他、
従来から船舶に搭載する舶用品の検定・検査に関する国の登録機関として救命艇などの検査業務を
行っており数多くの実績を有しております。

(※注)四国運輸局が「津波対応型救命艇に関する検討会」の検討を踏まえ、試作艇製作によって
得られた知見等を取り入れ、東日本大震災クラスの津波に対しても、避難者を安全に守ることのできる
津波救命艇の機能要件、品質管理と維持管理の方法等について取り纏めた「津波救命艇ガイドライン」。

詳しい内容は、下記にお問い合わせください。

       問い合わせ先 : 日本舶用品検定協会 検定検査部
       電話番号: 03-3261-6611